日本人よ、これがフィリピンだ。『エレベーターガール』
弊社のオフィスビルにはたまにエレベーターガールがいる。
行きたい階を伝えると、
代わりにボタンを押してくれる
というただそれだけの人だ。
ただし、
一度に色んなことを言われると
パニックになるのか、
色んな階を押してしまう・・・
今日も彼女以外
4人しか乗っていないのに
なぜか6つもボタンが押してあったよ。
居ないほうがスムーズという
不思議しか無い役割だよ。
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解説
なんて効率の悪い!
そう思うことを数えたらきりがない国、フィリピン。
ちなみに同じビルの貨物用エレベーターにもエレベーターガール(男だしボーイかな!?)が居る。
彼は椅子に腰掛け、
ビリヤードのキューみたいに長い木の棒を持って、
こちらが指定した階のボタンを押すんだけど、
上手く押せないんだよね。
直径50mmも無いボタン、
それも50個近くならんでいて、
彼は腰掛けて1m以上ある棒で突っつくんだからさ。
無理よ。
・・・
立てや!
日本人よ、これがフィリピンだ。『フィリピンの銀行』
この記事は1年ほど前に投稿したfacebookを元にしています。
小切手の現金化について、
「口座作った支店に確認してから連絡するわ」
って言われたのよ。
僕もね、
フィリピンのことを
少しずつ分かり始めてきたからね。
この場合、
連絡は来ないな
ってことぐらい薄々気付いてた…
まぁ、案の定お昼過ぎても来ないからさ、
再び行ったよ。
そしたら
「この支店でも現金化できたわ」
だってさ・・・
午前中の頑なさは一体どこへいったのよ。
なんだか逆にガッカリしたわ。
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解説
銀行で小切手を現金化する際、口座を作った店舗に小切手のサインが正しいかどうかを確認する。
でもちょっと不思議に思うことがある、それは・・・
- 不思議なのは窓口の人によって対応が違う。
- フィリピン人アドミンと一緒に行くと対応が違う。
ということ。
担当者によっては、確認なんてせずに現金化してくれる。
顔を覚えているのかもしれないけども。
フィリピン人アドミンと行くと待たされる機会が少ないように感じる。
そして、アドミンが妊娠してからは彼女と一緒にいくようにした。
妊婦さんは最優先されるので、並ばなくていいからだ!
アドミンが居てよかった、
そのとき思ったよ。
日本人よ、これがフィリピンだ。『アドミンの仕事』
この記事は1年ほど前に投稿したfacebookを元にしています。
給料払うためにお金をおろしに銀行へ行ったよ。
小切手で預金引き出して、受取人確認でID(パスポート)が要るんだけど、
今、ビザ延長をエージェントに依頼しているので手元にコピーしかない。
で、
結果・・・
おろせず。
口座を作った支店に確認するとかで待ってるのよ。
それでダメだったら口座を作った支店で手続きしないといけないのよ。
アドミンも必死の交渉ですよ。
彼女の給料が払えない事態に陥るからね。
アドミンは銀行からの連絡を待ってます。
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解説
フィリピン人、自分に関わることについては、素晴らしい働きをするよ。
まぁ、日本人も同じだけど。
こういうときにアドミンが居ると助かるね。
弊社は給与計算、会計はアウトソーシングしているので、アドミンの仕事がすごく少ない。
普段アドミンを「ありがたい」と感じる機会が少ないけども、こういうときは異常に頼もしい。
そんなアドミン、無事第二子を出産したとのこと。
産休用の書類を作る手際の良さとかすごかったからね。
なぜ、給与計算や会計をアウトソーシングしているのか?
自分たちでやればもちろん無料です。
料金的にも(フィリピン感覚で言えば)安い訳ではないと思います。
ただ、何が正しいか分からない僕ら日本人にとって、フィリピン人スタッフの言い分に流されることにならないよう、専門家を頼りました。
アドミン雇用時、妊娠していたわけではありませんが、フィリピン人はたくさん子供を生みますから(もちろん人によりますけど)、産休をポコポコ取ります。
なので、アドミン不在でもある程度回るようにしておきたかったから、この手のことはアウトソーシングしました。
アドミン(フィリピン人)にしか分からない、ブラックボックス化を防ぐためでもあります。
アドミンが産休をとったり、辞める度に本業とは関係の無いところに気を回して疲れるのは嫌ですからね。
法人口座について
弊社が法人口座を持っているのはMetrobank。
フィリピン第2位の銀行なのかな、確か。
オンラインバンキングの不安定さたるや薄氷を踏むかの如し。
ビクビクしながら操作し、ロック・・・その繰り返しです。
その度、ジャパンデスクの方にロックを解除してもらう・・・そんな状態(T_T)ウゥ…
日本人よ、これがフィリピンだ。『フィリピン人あるある!?』
毎週金曜日は会社で費用負担してスタッフとランチを一緒に食べてる。
「今日は何食べるの?」って聞いたら、
「雨に降られて皆濡れてて、オフィスは寒いので今日はラーメンを買ってきます」って言ってた。
で、
買ってきたのがとんかつ弁当だったよ・・・
あの会話は一体何だったんだろう・・・
口がラーメンになってたのにどうしてくれるんだ、全く。
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解説
暑い国あるあるだと思いますが、
建物内のエアコンがやたら気合入ってて寒いことがあります。
雨に濡れた身体には本当に堪えるわけです。
もう凍え死ぬんじゃないかってくらい。
なのでオフィス内では上着必須です。
ただし、エアコンがサボるときもあるんですよね。
これは僕らのオフィスだけかもしれませんけど…
そうなると糞暑いの(滝汗)
ちょうど良いがない国。
素敵でしょ、フィリピン。
このラーメン、オフィスビルの食堂フロアのラーメン屋の味噌ラーメンです。
ちなみに、大きなオフィスビルだと1フロアに色んなレストランや屋台みたいなのが入った食堂フロアがあります。
味はね・・・
日々変化しますね。
全く安定しない。
ただし、基本的に進化はしない…
できたばかりの頃は鍋の締めのラーメンみたいで独特の味で癖になった。(まぁ、これもありっちゃあ、ありかな・・・程度)
そして、少しずつ腕が上がって普通の味噌ラーメンになって・・・
最近食べたら麺が超ソフト&スープがシャバシャバの味噌汁ラーメンになってたよ・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『マニラの雨季』
この記事は1年ほど前に投稿したfacebookを元にしています。
マニラに住み始めて初の雨季でございます。
朝夕と深夜に1時間程度のスコールみたいだった雨も、
最近では普通に朝から張り切って降ってますよ。
オフィスのエアコンも張り切ってたりすると、
これがまた恐ろしく寒い訳で、
暑いはずのマニラで暖炉が欲しくなるのです・・・
写真はmanila floodとかで検索して出てきた記事です。
Picture: REUTERS/Romeo Ranoco
Philippines flooding: torrential monsoon rains bring Manila to a standstill
もう撮影のためにわざとやってるでしょ?
って突っ込みたくなりますね。
実際スーツってわざとらしすぎやろ・・・
まぁ、それはともかく場所によってはこんな感じで大変危険な状況になるみたいですね。
当然、G先生や鼠先輩も流れてくる訳ですから、衛生的にも恐ろしいです。
幸い、弊社オフィスや住んでいるコンド周辺はここまで冠水はしないようですけどね。
糞暑い5月が好きだったなぁ・・・
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解説
コンドミニアムやオフィスを借りる際には雨季の浸水状況をチェックしてからが良いですね。
場所によってはジャバジャバになり、オフィスにたどり着くまでに心がへし折られる可能性が大ですから。
ちなみに、現在は5月、マニラの真夏で、僕の大好きな季節です。
雨はふらず、ジリジリと照りつける太陽が最高に気持ちいいのです!
ちなみに僕は年がら年中、山下清画伯のような格好でマカティ(マニラのビジネスエリア)を闊歩しています。
オフィスやレストランのドレスコードに引っかかり、入口で止められるのでおすすめできませんが・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『諦める心を手に入れた』
色々調べてたら
お金を下ろすときにも小切手で現金化した方が
・・・的なことが出てきたので、
アドミンに聞いてみたよ。
「要りませんよ、きっと。」
で、
銀行へ行ったら、
「小切手は?」って言われちゃったよ。
フィリピン人のアドバイスを安易に聞き入れるんじゃなかったよ・・・
アドミンは「銀行によって違うみたいですよ、私のときは・・・」って言ってたけど。
僕は、ウンウン・・・って頷いておいたよ。
「許す心」と「諦める心」の境界が曖昧になってきてるなって感じるよ。
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解説
やっぱりフィリピン人に銀行のことを聞いてはいけないって思ったよ・・・
↓ここからも明らかなようにね・・・(汗)
実際、銀行によって扱いはことなるかもしれない。
僕のように外国人とフィリピン人とでも扱いは違うかもしれない。
だた、銀行に限らず思うのが・・・
窓口担当者によって違うことが多すぎる。
あれ、言ってたこと前の人と違うくない!?
なんてしょっちゅうだからな。
自分も頼りにならない異国の地で、誰を信じたらいいのか全く分からないよ・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『フィリピン人は銀行口座を持っていない!?』
フィリピン人スタッフに銀行のことを聞いても無駄だ。
なぜなら、
口座を持っていない
のでそもそもよく分かってない。
気休めに聞いても何も解決できないし、
聞いたこちらが混乱してきて、
ドンドン不安になってくるのだ。
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解説
フィリピン人の銀行口座保有率は日本人がびっくりするほど低い。
少し古いデータですが、31%だとか。
個人的な感覚ではもっと少ない気がしないでもないけど・・・
なお、弊社のフィリピン人は誰も持っていない・・・
フィリピン人が口座を持っていない(持てない)理由は、
口座を維持するデポジット(最低預金額)をキープできないからだ。
日本人からすると「なにそのデポジット?」って感じだけど、口座維持にも金がかかるからいくらか入れておけ、って感じなんだと思う。
デポジット金額は銀行によっても違うし、Passbook(通帳)を作るか作らないかでも若干違うけど・・・
日本円で数千円程度。
これが維持できない!
なお、最低預金額を下回ると、各金融機関の規定に従って、デポジットからペナルティとしていくらか引かれていきます。
で、最後には使えなくなります・・・
もちろん、最低預金額まで預金額を戻せば問題ありません。
じゃあ、給料はどうするの?
僕もそう思いました・・・
どうやって支払うんだよ!?
って。
で、僕が思うに・・・
- 現金
- 小切手
- ペイカード
というのが一般的なのかなぁ、と。
現金
いわゆる現金支給です。
銀行からお金を引き出して、給与明細と共に手渡しします。
なお、「ありがとうございます!」と大喜びするのかと思うのは、愚かな経営者か経営者になりたてのめでたい人の思考です。
フィリピン人でも日本人でもそんなことでは喜びません。
「もっと金くれ」と常に思われているのです。
手渡しすると、そそくさと明細と給与をチェックして、タガログ語でブツブツ言います…
フィリピンにも所得税や保険にあたるものがあり、結構、差っ引かれます。
それに対する文句をブツブツ言っているのだと思う。
そんなとき、僕は・・・
「是非、あなたのその声を政府に伝えてください」と静かにその光景を眺めます。
小切手
スタッフに小切手を渡して、「自分で換金してこい」というタイプです。
フィリピンの取引はまだまだ小切手が一般的で、法人間の取引でも欠かせません。
また、個人でも家賃の支払いなどは、先日付小切手を利用して、1年分の小切手を渡しちゃいます。
小切手の換金には身分証が必要で、(銀行によって違うと思いますが)日本人の僕は2つの身分証の提示が求められます。
僕はパスポートとフィリピンで発行された外国人雇用許可証(AEP:Alien Employment Permit)などを持っていきます。
以前、小切手での支給を提案したら、
イマイチ反応がよくなかったです・・・
そもそも彼らは一人暮らししている訳でもなく、銀行に行く機会も(日本人に比べ)極端に少ないんだと思います。
なので、
ぶっちゃけよく分かってないんじゃないかな
と。
ペイカード
日本人からすると「なにそれ?」って感じですが・・・
ATMで現金をおろすという機能だけを持ったカードです。
予め給与を入れておけば(チャージする感じ!?)、スタッフはATMで自分が必要なときに現金を手にすることができます。
日本だと銀行のカードとATMは一緒で、振込・支払いとか色々できますが、ペイカードはお金を出すだけというシンプル機能です。
なお、このペイカードを作るにも法人にはデポジット(最低預金額)を求められます・・・
もちろん毎月いくらか支払うという手もありますが、それが嫌ならデポジットを維持しろということです。
ちなみにこのマカティには「コンビニか!」って突っ込みたくなるほどのATMがあり、銀行の数もめちゃくちゃあります。
マカティに来た日本人は「ATMがやたら多い」「スタバがやたら多い」「赤い蜂人間の店がやたら多い」という感想を持つと思います。