日本人よ、これがフィリピンだ。『妙なマネジメントスキルがUP』
日本人よ、これがフィリピンだ。『「Yes, Sir!」って言ったじゃん…』
アドミンの子に
「おしゃべりは良いけど英語でやってくれ」
と頼んだよ。
「Yes, Sir!」
って英語で言ってくれたけど、
その直後タガログ語でおしゃべりが白熱してたよ。
「楽しむ力」を試されているのだと思うよ。
Facebookにたまに投稿して共感と同情を生んでいるコメントについてブログ版では詳細を解説したいと思います。
解説
フィリピン人は目の前の楽しいことが大好きだ。
もちろんおしゃべりも大好きで放っておいたらずっとしゃべってるだろう。
日本人がフィリピンのショッピングモールに入って驚くのは、
店員同士おしゃべりしてろくに接客もされない
ことだろう。もしくは無言で近くに立ってじっと見てる…
オフィスでも例外ではなくしゃべっているので、せめて英語でしゃべってよ、と言ったわけです。
「Yes, Sir!」と言ったアドミン(総務担当)。
(`・ω・´)ゝ
↑こんなイメージだったよ。
で、蓋を開けたら・・・
目の前の楽しいことには勝てなかったようだね。
タガログ語が飛び交っていたよ…
フィリピン(マニラ)のタクシー
初めて1人でマニラに行くことになった際、セブ・パシフィックを利用したので到着が深夜でした。
深夜の空港で1人、しかも治安の悪い危険な国?治安の良い安全な国?海外旅行に世界治安ランキングによれば132位と微妙に嫌な順位ですしね。
それに検索すると怖い記事ばかりが出てきて脅かしてくる訳ですよ。
ビビりまくりです・・・
知らない場所でタクシーでトラブルとか強盗とかあったら嫌だなぁ・・・
とか思っちゃう訳です。
空港からマカティまでのタクシー
流しのタクシー、空港タクシー、バン・・・など色々ありますが、僕は空港タクシー(黄色いやつ)をよく使います。
理由は着いて早々しかも深夜に価格の交渉とかしんどいから。
あと何となく安心な気がする。という迷信に近いもの。
黄色いやつは白い流しのタクシーとは違うメーターですが、ちゃんと使ってくれますからね。
でも・・・
この前乗ったら、
異常に早い上がり方をするメーター
もありましたよ(汗)
その頃は荷物も多かったのでよくバンを使ってて、イエロータクシーの相場を忘れてしまってたので強く出れませんでしたが。(ちなみにバンよりは安いです)
油断できません。要注意です。(とは言え、日本のタクシーからしたら遥かに安いですけどね)
なお、バンは4人以上で乗るときは荷物も多いでしょうから便利ですし、割り勘するとタクシーより安くなると思うのでオススメです。
ちなみに、2012年に初めて視察で訪れて、2015年から1人で来るようになって、一度もタクシーでトラブルになったことはありません。
フィリピンに限らずですが、ドライバーや時期によってはメーターを使いたがらないとかありますけどね。
フィリピンではクリスマスにお金が要るので犯罪が増える傾向にあるそうです。
タクシードライバーも例外ではなくお金は欲しいので少しズルくなりますw
メーターを使わないタクシーに対してメーターを使ってもらうには
「なんでメーター使わないんだ!」
「メーター使ってよー!」
と大きな声を出すとハッとしてメーターを使い始めます。ドライバーにもよるでしょうけどね。
気の強いドライバーの場合、最初からメーターじゃない交渉をふっかけてきます。
PHP70で行けるようなところをPHP300だ!みたいに。なお、日本で言うとPHP300でも安いかも。
日本人は大人しいからどこの国でもカモですね。
あとは、「メーターは使ってくれ、その代わりプラスPHP50あげるわ」のように交渉するとか。
僕の感覚ですがこれは大体使ってくれます。けど、最近はほとんどメーターちゃんと使いますね。
あるとき・・・
ドライバー:そこまでならPHP100やで!(約230円くらいかな)
僕:おいおい、超高いじゃん。そこまでの金額知ってるよ。PHP60で行けるだろ。
ドライバー:無理やで、渋滞あるし。PHP80でどや?
僕:ほな、PHP70で行こ。でもメーターは使ってよ、レシート欲しいんや。
ドライバー:OK...
・・・で、結果・・・
PHP70でしたね。(知ってるやん、ドライバー、流石w)
PHP60で行けるって言ってごめんね(汗)
強気に出すぎて彼らもびっくりの金額を言ってしまわないように注意
してあげないといけませんね。
でも、あんま揉めるのも怖いですからね。
日本からしたら高くない金額ですし、たかだか何百円の話であれば払ってしまってもいいと思います。
相手を怒らせて大事になる方が面倒です。
ここは日本ではないので。
ちなみに、僕は普段UBERを使ってます。
交渉する必要はないし、料金も(普段は)そんな変わりませんし、車も(タクシーと比べると)清潔ですから。
「空港ならGrab Taxiという手もあるよ」と教えていただきました。
僕はまだ空港からは使ったことありませんが、専用のピックアップポイントもあるようですね。(大きなショッピングセンターなんかでも見かけることあります)
Grabはマニラでもメジャーですね。
基本的にはUBERと同じですが荷物の配達にも使えたり、マニラ事情に合わせてますね。
フィリピンに住んで英語は上達するのか!?
前回の記事で僕の偏った英語学習について触れました。
海外進出を考え、英語に不安ある皆さんとオンライン英会話で一生懸命勉強している皆さんに勇気を与えたのではないか!?と思うわけです。
「もしかしてなんとなっちゃうのでは!?」
・・・と。
さて、では実際にフィリピンに住んで英語って上達するのか(したのか)!?という問に答えましょう。
ぶっちゃけますと
・・・
・・・
・・・
しません。
・・・
・・・
・・・
あ、なんか、すいません。
これは僕だけかもしれませんが。
一応、その理由について考えてみました。
- 英語が話せなくてもなんとかなる
- 英語を話す機会は実は極めて少ない
英語が話せなくてもなんとかなる
コンドミニアムにしても法人設立にしても、先人たちのお力をお借りすることで英語がほとんど分からなくてもなんとかなってしまいます。
またいつかお話しますが、ローカルスタッフの採用だって、面接だってサポートしてくれる方々がいますから、英語なんて全く必要ないのです!!
身振り手振り、なんとなく単語連発していれば、「あぁ、こいつはこれの色違いが欲しいんだな」とかそれくらいは伝わりますから。
英語を話す機会は極めて少ない
前述のように話せなくてもなんとかなるから、そもそも英語を話す機会だって少なくなる訳です。
なお、僕はこっちでフィリピン人を雇用してマネジメントしている訳ですが・・・
話す機会は少ないですね。
でも、よく考えたら日本にいた頃も、会社に行ってほとんど話さずに帰ることもありました…
僕のように背中で語るタイプの人に英語は不要ですね。
ただ、フィリピン人は僕の背中なんか見てはくれませんから、仕事に大きな支障をきたすということでしょうかね。
まじめな話・・・
英語を使う機会は想像してたよりもずっと少ないですね。
日常生活で使う機会があるとすれば、トラブルのときでしょうか。
レストランでは「This, please!」という「これ、ください!」をインターネット翻訳したような雑な英語でも通じますしね。
仕事では業種、職種、立場によって異なるでしょうけど、仮にタガログ語であったとしても、
そもそも細かく伝えないと理解してもらえないようなことをフィリピン人にやってもらおうという時点で失敗確定
なんだと思います。
英語はどうする!?
マニラは主にタガログ語(エリアによっても大分違う)と英語です。
ちなみに、フィリピン人は日常タガログ語でコミュニケーションをとっていますから、オフィスで爆笑するフィリピン人たちはタガログ語です。
日本人は置いていかれ、日本人特有の気持ち悪い謎の笑顔を浮かべてその様子を眺めることになります。
これがフィリピンです。
まぁ、なので日本人がフィリピン人とコミュニケーションを取る手段は「英語」ってことになります。
日本人は英語苦手意識高い系ですから、もうこれだけで困っちゃう訳です。
じゃ、僕は英語対策をどうしていったのか?
フィリピン進出を意識してやったのは、知人の経営するオンライン英会話をちょこっとやった・・・
という感じですね。
オンライン英会話
4年ほど前に訪問したこともあり、勝手に親近感を覚えていたので、あまたあるサービスの中からここを選択。
・・・真面目な選択理由も一応紹介しておきましょう。
- 日本人マネージャーが常駐して目を光らせている
- 講師を社員として雇用し、出勤させる
という2点です。
この2点があることで、教育の品質とかがかなり安定していると思います。(他のサービスのクレームで聞くような本当にダメな先生なんかは居ない)
オンライン英会話での勉強法
ちなみに、僕はフリートーク専門でした。
記事を読んで、その内容について話すというのは、記事を読むのと理解するのに時間がかかるし、記事の内容が面白く無い場合、僕も最高に困っちゃうのでね。
先生:この記事を読んでどう思った?
僕 :なにも思いません。全く興味が無いですし。
先生:・・・
という先生も驚きの展開になっちゃいます。
テキストも同じですね。
こんな状況ないでしょ・・・
とか余計なこと考えてしまって、そっちが気になって全く授業に身が入らないタイプですから。
そんな僕は所属する先生全てと1回以上はレッスンをするという不思議なモチベーションに駆り立てられ、30名近い先生のほぼ全ての先生とレッスンを行いました。
結果・・・
自己紹介が上手くなったよ。
マカティのコンドミニアム
知り合いからご紹介いただいた日系企業の仲介で会社からほど近い(というか高校球児ならボールが届くくらいの距離)ところにコンドミニアムを借りることができました。
ところで、僕は物件を見るのが大好きで、日本でも住めもしない豪華マンションなどをよく見ていました。
マカティでも様々なコンドミニアムがありますが、こっちに住み始めてからいくつか賃貸物件を扱うサイトを見つけたのでご紹介したいと思います。
ZipMatch
コンドミニアム単位で探せるので便利ですね。
コンドミニアムから探せてしまうので、「友人の住んでいるコンドミニアムはいくらなんだ?」とチェックしている自分の小ささに気づける、そんなサイトです。
Hopper
地図を眺めながら物件(部屋情報)を確認できるので、土地勘があまりない人でも分かりやすいですね。
あと、地図に相場が記載されているので、どのエリアにどの価格帯の物件が多いか感覚で分かります。
なので「友人がすんでいるエリアはリッチなのか?」ということを気にしている自分に気付いて嫌になる、そんなサイトです。
Lamudi
物件(部屋情報)をひたすら見る感じですね。
これはアプリもあったのでインストールしてスマホで見ちゃいますね。
ただ、友人が住んでいるコンドを見つけちゃうとついつい相場が気になってその調査に夢中になってる悲しい自分に気づける、そんなサイトです。
日本円で50万近くするコンドに住んでる駐在員とか居ますからね。
お前は一体何者だ!?って感じで、もう嫉妬に狂いますよね。
僕みたいな人は上記のサイトで物件を調べちゃダメですね。
マニラでの住居探し
法人設立を決めてからは、月に一回くらいの頻度でマニラを訪れ、日系企業を中心に視察して色々お話を聞いたり、設立準備を進めていた。
で、そのときに住まいも探していました。
ちなみに法人設立も住まい探しも先人たちのおかげで英語ができなくても、フィリピンの法律を知らなくてもぶっちゃけなんとかなります。おんぶにだっこ状態ですが・・・(もちろん丸投げしないように自分でも勉強しないといけませんけどね)
さて、こちらの住まいですが、日本人が長期滞在する場合は賃貸のコンドミニアムが一般的だと思います。
なお、コンドミニアムは日本で言うところの賃貸マンションで、家具付きの物件が一般的。
ちなみに、家具や内装は持ち主の趣味嗜好が出るので、すんごい中華っぽいものがあったりします(汗)
写真はマニラで最も新しく綺麗な街BGC(ボニファシオグローバルシティ)のものだそうですが、こんな感じでいたるところで高層コンドミニアムの建設がなされています。
そんなに需要あるのかよ!?って思いますね。
さて、僕が住まいを決める基準は以下の通り。(これは日本でも同じ)
- 会社から近い(徒歩圏内)
- 飲み屋街から近い(徒歩圏内)
生活の三角形の面積を以下に小さくするかに妙なこだわりを持っています。
それは・・・
とにかく徒歩!
なお、こちらでは1年契約が一般的で(小切手などがなければ)必要な費用を一括支払わないといけないため、「マンスリー契約ができる(=毎月、現金で支払える)」というのも条件でした。
会社に近い・・・となると必然的にビジネス街のマカティにあるコンドミニアムが候補になります。
が、その賃料たるや・・・超高い!
フィリピンをどこか下に見ていた私も大反省であります。大都会価格ですよ、まさに。
1ベッドルームと呼ばれる日本で言うところの1LDK(50平米位)のコンドミニアムで軽く10万円超えてくるなんてむしろ普通ですからね。(もちろん古いコンドミニアムや立地によって随分値段は違います)
マカティの家賃相場については気が向いたら調べて書いてみます。
上図の左下は、リトル・トーキョーと呼ばれるエリアで日本食レストラン(いわゆる居酒屋とか)がたくさん立ち並ぶエリア。
もちろんKTV(日本で言うところのキャバクラ)もたくさんある。
日本人駐在員ならかならず一度は訪れたことがあるだろうエリア。
右上のエリアは、ブルゴスと呼ぼれるエリアでゴーゴーバーなんかがあったりする。
西洋人も結構ウロウロしている場所でリトル・トーキョーとは全く雰囲気も違う。
あと、マカティから車で30分(混んでいないとね…)位のところにマラテというエリアがある。
そこは歌舞伎町みたいな雰囲気でたくさんの飲み屋が乱立している。ちょっと治安が悪いエリア。
僕の住まい探しでは、この三角形の面積を最小にしないといけないことになるw