クリスマスパーティー2018(2)アドミンの「フィリピンでは一般的」は信じるな
クリスマスパーティーでは会社が社員にクリスマスバスケットという食品なんかが入ったバスケットを用意しないといけません。(まぁ、任意ですけど)
クリスマスシーズンのスーパーマーケットには、凄まじい量のクリスマスバスケットが並んでいて驚きます。恐らく企業が予約したものだと思います。
中身は、ワイン、パスタ、チーズ、缶詰とか高いものではありませんが、スーパーマーケットで替えば日本円で2千円以上はします。(高いものだと5千円近くする)
なので、弊社では毎年、日本円で3千円前後の予算をバスケットに充て、アドミン(総務担当)が中心になって内容を選ぶという方法をとっていました。
その方が同じ金額でも内容が充実しますからね♪
で、今回、アドミンが提案してきた。
持って帰るの大変なので、
“キャッシュギフト”にした方がいいんじゃないでしょうか?
フィリピンでは一般的です。
・・・
デタ━━━━~(m゚∀゚)m━━━━!!
ちなみに・・・
アドミンが言う「フィリピンでは一般的」ということが一般的だったケースはほぼない…
悲しいことにこれは、
フィリピン会社あるあるの一つだ。
また、騙されてる・・・(´;ω;`)
そう思った僕は、フィリピンで会社経営に携わる友人数名に確認してみた。
フィリピン在歴20年以上の方にも確認してみた。
そしたら
・・・
やっぱり
・・・
一般的じゃなかった(爆)
このように、ちょっとでもすきを見せると・・・
邪悪なフィリピン人の顔が牙を向きます。
彼ら、素直なんです、欲望に。
で・・・
「とりあえず言ってみよう(もしかすると騙されてくれるかも)」という思考が働くのです。
( ノД`)怖いよ…ママンッ・・・
とりあえず「給料上げてくれ」と言ってみたスタッフの末路・・・
調査の結果、クリスマスバスケットの代わりに現金(もしくは商品券)を渡すというのは、一般的ではなかったので、その旨伝えると・・・
アドミン、すんなり受け入れる・・・え!?
じゃあ、なんだったんだ、
「フィリピンでは一般的です」ってやつは!?
僕は思う、
フィリピン人をマネジメントして、
フィリピンで働くというのは・・・
「度々、僕の逆鱗に触れるようなことするけど、怒ったら負けゲーム」をやってる感覚。
クリスマスパーティー企画の序盤、これが発生する・・・
まさに・・・
前途多難・・・
そして、アドミン・・・
「買いに行くのも大変だから(まぁ、それはわかる)通販で揃える」と提案してきた。
それを聞いて、
一応、僕は釘を差した・・・
クリスマスバスケットとして一般的なものを買うように!
予算でそれぞれが自分の欲しいものを買って、オリジナルのクリスマスバスケットにするなよ!
・・・と。
・・・
・・・
どうですか?
・・・
・・・
疲れるでしょう?
このブログを読み、何人かの人がフィリピン進出を見直したと思う。