クリスマスパーティー2018(3)とにかく、信じるな
クリスマスパーティーの企画を考えている最中、あるスタッフのおばさんが亡くなった。
以前も、おばさんのお見舞いに行くからと言って早退したことがあったので、どうやらその方が亡くなったようだ。
で、彼から有給申請がきた。
理由は「おばさんの葬式」とかそんな感じ。
家族が亡くなったとき用の有給は、確かに・・・存在する。
が、しかし・・・
おばさんって・・・
家族の定義が広すぎないか!?
雇用契約書におばさんなんて単語はなかったはず・・・
契約書を読み直すと・・・
やっぱり・・・
「おばさん」なんて言葉はない。
・・・で、アドミンに有給申請の内容について確認してみた。
僕:
これさ、おばさんってなってるけど、雇用契約書によると・・・
祖父母、両親、兄弟、子供ってなってるんだけど、彼には悪いけど有給は無理じゃね?
アドミン:
いえ、
フィリピンでは一般的です。
フィリピン政府が認めています。
・・・
・・・
・・・
デタ━━━━~(m゚∀゚)m━━━━!!
今度は、フィリピン政府も登場!
画像は参考イメージです。Bacolodって市の政府の建物だそうです。
でもね、そんなのが許されたらさ・・・
子供ポコポコ産むフィリピンなんて、
おじさん、おばさんだからけだから・・・
それだけで20日くらい休めちゃうんじゃね!?
・・・というわけで、いつものように大先輩方に聞いてみた。
そう簡単に騙されてやらない。
これはもう、戦いですよ。
そしたら・・・
- フィリピン政府から「おばさん」も入れるという公式の書面は見つけられなかった。
- 企業次第だけど、おばさんまで入れたら大変なことになるのでそんな企業はない。
・・・とのことでした。
だよね。
それをアドミンに伝えると・・・
あ、そうですか。
・・・みたいなね。
「Sirに任せます」とか言うわけよ。
じゃあさ・・・
フィリピンでは一般的!
フィリピン政府もそう言ってる!
って何だったんだろう・・・
・・・って思っちゃうよね。
結論・・・
とにかく信じるな!
別に騙そうとしているわけじゃなくても、どうしても知識が無いことが多いので、誤った回答が出てくることがある。なので、慎重に判断・決断したほうがいい。お金が絡むことはなおさらで、とくに疑ってかかる。
そんなことが日常のフィリピン・・・
The Force is with me.(フォースを信じろ)と自分自身に言い聞かせるのです。