フィリピン人スタッフとのアウティング回顧録(5)
アウティングについて書き綴る予定が、途中、フィリピン人スタッフのひとりに痛風が発症し、突然休んだので、疑って!?調べてみた。
そしたら、分かった・・・
フィリピンは痛風大国だった
ということが。
さて、この話はさておき、前回のアウティング回顧録でついに島に上陸したわけですが。
島に上陸後、ランチまで少し時間があるので、宿の前の海でちょこっと泳いだり、周辺を散策したり、ダラダラと時間を潰す。
フィリピン人たちはこんな感じでゴロゴロ。
写真左のダウンしている男性はバンのドライバー。
ゆっくり休んでもらわないと8時間ほどある車の運転に支障をきたします…
是非ゆっくりお休みください。
なお、彼は食事以外のほとんどの時間をここで過ごしていました・・・
一方、僕の乗ってる車を運転してたドライバーは遊びまくり、酒飲みまくりで不安しかありません・・・
ちなみに、宿周辺は・・・
・・・
なんにもありません。
さて、バーにでも飲みに行くか!ってなっても何もありませんよ。
宿の外に小さな小屋みたいなのがあって、そこがバーになっています。
が、普段は誰も居ないので店員と思しき人に声を掛ける必要がある・・・
ちなみに、店員と言っても、一見普通のおばちゃんだから見極める必要があるよ。
このEMPERADORってブランデー(正確にはブランデーリキュールらしい…)がフィリピン人の定番のお酒です。僕は・・・苦手です。
砂浜沿いに同じような宿が並んでいる感じ。
平日ということもあってか、お客さんはあまりいない様子で閑散としていました。
ちなみに僕らの宿には僕ら以外の宿泊客は誰もいませんでした。
いい加減、お腹も減ってきたところに・・・
実は、朝食といっても、港の売店で小さな蒸しパンを買ったくらいでまともなものは食べておらず、腹ペコ・・・
で、こんな↓感じで食事が用意されます。
フィリピンお馴染み!?のバナナの葉。
この上に料理が乗ったりして、大皿のように使います。
で、バナナの葉の上に登場したのは・・・
豚さん!ブヒヒぃー
レチョンです。
いわゆる豚の丸焼きですね。
焼き立てのレチョンはジューシーでうまいんですわ♪
レチョン用の謎のソースがまた美味くて、ご飯がススムくんなんですわ♪
眼の前で解体されていく豚さん。
焼死した豚さんの解体された肉片が、ドンドン胃袋に消えていきます…
宿の裏手で豚を見かけたのですが、近い将来、彼らもこうなる運命なんでしょうか。
ちなみにこのレチョン、最初は予算の関係でキャンセルしてたんです。
アドミンにアウティング費用を見積もらせていたところ、予算をオーバーしてきたので交渉させた訳です。
予算PHP40,000(日本円で9万弱)って言ってったのに・・・
VAT(消費税みたいなもの)含めて予算をオーバーしてきおった・・・
こういうときのフィリピン人は、シレッとしたたかなことやるので、要注意です。
交渉させると、VAT含めて予算に収まるという謎・・・
内容を比較すると・・・
- 車種
- レチョン
の違いだった。
車種
大型バン1台か、中型バンとSUV(実は普通のセダン)を一台ずつかで金額がずいぶん違う。
なぜか、大型バン1台の方が、中型バンとSUVの組み合わせより高い、それもかなり・・・
僕
これさ、なんでバン2台とバン・SUVでこんなに料金が違うの?
アドミン
多分、SUVはドライバーの私物だからじゃないですかね。
まぁ、聞いときますけど。
ってことでした。
確認させると、どうやらそうらしく、大型であれ中型であれバンはレンタルしないといけないとのこと。
でもさ・・・
ドライバーの人件費ってどうなってるのよ(汗)
レチョン
レチョンはPHP3,000(日本円で6,500円位)くらいだったので、予算の関係上、キャンセルしました。
レチョンより安い!?ドライバーの人件費…
そしたら・・・
アドミン
皆でお金を出し合ってレチョンを割り勘でオーダーしたいんですが、Sir(僕のこと)はどうします?
僕
あ、じゃあ、僕も・・・。
いっつも金出してる僕からしたら、こういう割り勘は大好きだよ。もっともっと、積極的にこういう提案は欲しいよね。
・・・ということで・・・
レチョン復活!
いやぁ、美味かったから頼んで良かったなぁ。
割り勘って最高だよ。
このやせ細った犬も大満足だったよ。
アジアあるあるですが、フィリピンも例にもれなく野犬がウロウロしてます。(特に田舎)
そして・・・
食事時になると抜群の嗅覚を生かして、
何匹も集まってきます。
テーブルの下などに陣取っておこぼれにありつこうと必死です。
こんな辺境の島で貴重な食事にありつくため、
彼らにとっては、
まさに死活問題。