フィリピン人と働いてみたところ(1)
フィリピンでも起業して1年以上が経ちました♪
フィリピン人(というか日本人以外)と働くと色んなことに気付けますね。
大先輩方からすると、たった1年で何がわかるんだ!?
って感じですが、1年だから気付けることもあるかなって思ったので、ざっくりまとめてみます。
フィリピン人は日本人よりも劣るのか!?
「どうですか、フィリピン人?」ってよく聞かれますw
なお、フィリピンへ遊びに行った人は「どうでした、フィリピン人?」と聞かれるでしょう。
フィリピンでの夜遊びってことなら、こうしたブログで下調べしていくといいでしょう。
夜遊びガイドもやってくれますよ。
さて・・・
例えば、仕事に限定したとして、
「フィリピン人はダメだ!(◦`꒳´◦)」
という方も、もちろんたくさんいらっしゃって・・・
そうおっしゃる意味合いというか
理由もわからんではありません(苦笑)
レストランで注文したものがちゃんと来ないなんてのはしょっちゅうですからね…
ちゃんとフィリピン人で運営されているレストランを見ると、どうやって教育したのか、どういう仕組みで運営しているのかすごい興味持っちゃいますから。
が・・・
僕はそうは思わないんですね。
日本でも会社を14年程やってますが、
日本人スタッフと比較してフィリピン人が極端に劣るとは思えないんですよね。
そもそも人間だし、同じDNAですからね、極端に差は出ないでしょう。
仮に僕がタガログ語と英語を完璧に使えたとしたら、ほとんど同じようにマネジメントできると思います。
つまり、大半は
- コミュニケーションの問題
- マネジメント側の問題
なんじゃないかな、と。
こう書いておきながらですが、僕がマネジメント側ということもありますが、ひっくるめてマネジメントの問題って思います。個人的には。
コミュニケーションの問題
僕の場合、仕事では英語でコミュニケーションをとらねばなりません。
タガログ語なんて全く喋れませんしね。
なんて格好いいこと言ってますが、言いたいことの10%も上手く伝えられないし、相手が言ってることの10%くらいしかしっかりと理解できていないと思う・・・ごめんよ、皆。
大体、日本人どおしだって「思ってたのと違った」なんてコミュニケーションの問題はありますからね。
日本人が苦手な英語でのコミュニケーションとなれば尚更です。
それと、
日本人は言わずとも察してくれ
という超能力を相手に求めます。
でも・・・
その超能力を有している日本人を
あまり見たことがない・・・
無理やで、そんな超能力・・・(汗)
大体、
物事を具体的に、明確に
伝えられない人に限って
そういうことを要求する。
自分の代わりに相手に物事を整理してもらったり、案を具体化してもらって、決めてもらうんだから楽なんだよね。
こういう相手に依存したコミュニケーションに慣れている日本人にとって、さらに英語ということもあって、海外でのコミュニケーション難度はグッと上がる。
- 結論から話す感のある英語は苦手。
- ボキャブラリーの少ない中では、いつものように曖昧な表現で逃げられない。
- 基本は、Yes or Noで答える(決断する)必要がある。
- 主語すらぶっ飛ばすコミュニケーションになれているので、「I(私)」が無い。自分の考え、意見を持っている必要がある。
- 相手を納得させるための論理が必要。日本人の得意技、「これはそういうもんだ」は通用しない。
- 日本語英語に慣れているので、正確に意味が伝わらないことも多い。
上記のことが気にならない、もしくは意識して改善しようとしている状態であればある程度コミュニケーションはとれると思います。
つまり、「言われたことをちゃんとやる」状態にまでもっていけると思います。
しかし、なぜか、
言われたことしかやらない
とか不思議な事を言い出す
日本人もいる訳です。
そして、こういう人に限って、気を利かせたりすると・・・
勝手にやらずに、
やるなら一度相談して欲しい。
って言い出す。
もう、こうなると謎。
マネジメントにも通じる部分なので、また気が向いたらこの続き(マネジメント側の問題)を書いていきたいと思います。
なお、書いておいてなんですが、もし「参考に」と読んで頂いている方がいらっしゃるならば、あんまり真剣に参考にしなくていいです。←なんやそれ…
あくまで僕の主観、そして僕の会社のことをイメージして感想を書いていますのでね・・・