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日本人よ、これがフィリピンだ。<ブログ版>

フィリピンでの仕事とか生活とか、フィリピン人スタッフとの戦いとか。

マラパスクア島へ行ってきた(2)マラパスクアへの行き方

さて、今回はマラパスクアへの行き方です。

あんな遠い島までどうやって行こうって話ですよ。

 

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何度見ても遠い・・・

 

フィリピン人ならともかく、

 

英語もろくにしゃべれない日本人の僕がたどり着けるのか!?

 

「マラパスクア 行き方」で色々調べてみると、日本人もちょこちょこ行っているようで有益な情報がたくさんありました。(英語で調べなくても、まぁ十分な情報は得られた)

 

といっても・・・

 

・空港からノースバスターミナルへ行け

・Maya行きのバスに乗れ

・Mayaに付いたらボートに乗れ

 

ってだけなんですけどね。

まぁ、でも、不安ですよね(汗)

 

 

 

 

マニラ(NAIA)からマクタン・セブ国際空港へ

 

僕の場合、マカティに住んでいますので、セブへ向かうことになります。

船で向かうこともできますが(汗)、もちろん飛行機です。

 

僕の場合は・・・

 

CEB PCIFICを使って

マニラ3:55発、セブ5:25着

 

というスケジュールにしました。

 

そんな早くから?(汗)

 

って感じですが・・・

 

バスに揺られて5、6時間なんて噂を聞いたので、早めに出たほうがいいです。

 

で、僕が向かったこの時期は田舎に帰省するフィリピン人もたくさんいて、空港は早朝にも関わらずめちゃくちゃすごい人です。

 

ちょっとした時短テクニック

ちなみに僕はフィリピンに限らず国内旅行の場合は、機内持ち込み手荷物だけにして、オンラインチェックインを済ませておきます。

チェックインせずにそのまま搭乗ゲートに迎えるからです。

ちなみに、オンラインでチケットが発券される場合、搭乗前にパスポート(ID)の確認があるので要注意です。

 

 

タクシーでノースバスターミナルへ

空港からバスターミナルへ向かいます。

 

空港タクシー(黄色)か流しのタクシー(白色)と迷うところですよね。

セブの空港から出て右側がタクシー乗り場で、向かって左が黄色、右が白色のレーンになっています。

 

僕は普段マニラの空港からコンドに帰るときは黄色を使うんです。

で、今回も黄色を選ぼうとしたところ・・・

 

300ペソ!ってボッてきたんですよね。

 

「高いわ!」と黄色から白色のレーンへ向かう途中、

 

250!

200ッ!

170ッッ!

 

と、ドンドン下がっていきました(笑)

 

僕の意地もあって、白色に乗ったんですが・・・

 

結局190ペソくらいかかった・・・

 

ボロうとしてた黄色タクシーのが

安いって結果になりましたよ・・・

 

まぁ、無事にノースバスターミナルに到着。

タクシーで入場するとき、5ペソだったか入場料を取られました。

 

到着したノースバスターミナルは帰省ラッシュもあってか人でごった返し、混沌としています。

まじかぁ・・・(汗)って感じです。

 

 

バスターミナルからMaya港へ

日本人からすると、どこのバスに乗れば良いのか全くわかりませんし、歩くのが困難なくらいの混雑具合。

 

そんなときは・・・

 

その辺の人に・・・

 

Maya?」って聞けば良いんです。

その人がMayaって名前だったら、Yes, but how do you know my name?って言われるかもしれませんが・・・

 

僕はターミナルの関係者っぽい人(どうも運転手みたいだった)を見つけたので聞いてみた。

少なくともMayaって顔では無い、完全なおっさんだった。

 

おっさんに「向こう側やで」と教えられて、「Maya」「Maya」と単語を発するフィリピン人の集団を見つけたので、そこへ向かう。

 

ちなみに、フィリピン人とか笑顔で親切なイメージあるかもしれませんが、無表情でぶっきらぼうな人もめちゃくちゃ多いですからね。「え、なにこの人!?」って思わないように!

ちなみに、おっさんはムスッとして見えるタイプでした。

 

ちょうどバスが来たので・・・

 

Maya?」と確認。

Maya」とおばさんが答えた。

 

それが彼女の名前だった場合、

僕はマラパスクアへたどり着けませんでした・・・

 

座席を確保するために入口へ突入。

順番とかあってないようなものなので、強引に突入です。

 

社内はこんな感じ。

僕が乗ったのはエアコン無しのタイプ。

結果的にはエアコン無しのほうが寒くなくてよかったな、と。

 

なお、このバスですが・・・

 

座席を確保できないと…

 

数時間立ちっぱなしという地獄が待っています。

 

小さい子供を押しのけてでも

絶対に座席を確保しましょう!

ちなみに、早く乗れたので子供を押しのける必要はありませんでした。 

 

今回一緒に乗ったフィリピン人は帰省ということもあってか、終点のMaya直前のエリアまでほとんど降りませんでした。

立ちっぱなしになる可能性もあったということです・・・

 

バスターミナルのトイレ

ちなみに、バスターミナルのトイレですが、フィリピンローカルのトイレです。

5ペソほど渡してトイレに入るタイプで、日本人からしたら決して綺麗じゃないトイレです。

便座も紙もありません。

手桶に水をくんで流すアナログな水洗トイレです。

なお、日本人感覚でまともなトイレっていうのは、都心部のショッピングモールとかホテルくらいです。

 

 

Maya港へ出発

時刻表があるのかどうかわかりませんが、人で満載になった頃にバスは出発。

確か朝の6時半を過ぎたころ。

 

ほどなくするとバスの集金係がチケットを販売しにきます。

 

ここでも・・・

 

Maya」って言ったらOK。

 

さらに、Mayaは終点ですし、乗っちゃえばそのままボーッと乗ってれば良いのです!

 

Maya」魔法の言葉です。

 

ここまでで僕がしゃべったのは

Maya」という地名だけです。

ちなみに、僕の友人のオーストラリア人の娘さんがMayaです。

 

チケットはフィリピンでお馴染みの・・・

・・・て感じのやつ。

ビンゴ的なやつね。

 

チケットをもらうとき、お金を払えばOKです。

 

そしてそのとき、本日初めて英語を使いました。

 

How much?

 

180ペソとちょっととかそんな金額でした。

 

 

Mayaへの道中

途中、休憩が1回ありました。

(2回あるってレポートしてる方もいらっしゃいましたが、僕らは1回だけ)

 

道の駅的なところに止まります。

 

僕らのバスはこんな感じ。

バスのフロントガラスのところに小さく載っているのが行き先・・・

フィリピンでは大体こういう感じですが、初見殺しですね。

 

 

道の駅にはサリサリストア(売店)とか、ちょっとしたローカルレストランがあります。

トイレは5ペソだか10ペソだか払うタイプで、ローカルな感じ。

 

フィリピン人の乗客はここでカップラーメンなどを買って

バスで食べたりするので、バスの床が激しく汚れます。

 

飲み物をこぼしたりしてビチャビチャになります。

 

子供かッ!

 

10分程度の休憩ののち、出発。

 

道中はいわゆる田舎。

山道をひたすら進みます。

夏って感じの巨大な入道雲が最高ですよね♪

 

・・・

 

退屈ですよ、かなり。

 

ちなみに、途中、乗客が降りるので、彼らが降りる場所に向かうためにちょっと遠回りすることもあります。

 

バスの座席について

座席一つ一つの横幅が狭く、小太りだとはみ出すレベルです。

さらにシートはペラペラで衝撃が身体にダイレクトに伝わってきます。

クッションを持ってきた方が良いかもですね。

さらに、道は蛇行し、横Gで隣の人がずれてくる。

 

寝ることすら許されない、

ドM大喜びのバスです。

 

僕は車酔いをあんまりしないので、スマホで漫画を読んでました。

ちなみに道中のIT環境は微妙ですから、期待しないでください。

 

 

Mayaに到着!からのボート

バスに乗ってから4時間ちょっとでMayaに到着!

 

途中、渋滞もなく、休憩も1回だったので早く着きました。

ただ、道中の乗降客が多いともっと時間がかかるかもですね。

ちなみに、終点のMayaまで乗っていたのは僕ら家族と西洋人の女性一人だけでした。

 

僕が到着したのはMayaの新しい方の港。

噂には聞いていましたが、港には何もありません。

小さいサリサリストアっぽいのがあるくらいですね。(飲み物くらいは普通に買えます)

 

ボートのチケットは小さな小屋で買います。(下の写真の左側)

100ペソとかそんな感じだったかな。

ボートの準備ができたらお兄ちゃんが教えてくれるので、それまでこのテントで待機です。

乗客名簿を付けているようなので、名前や国籍なんかを記入します。

 

準備ができたらボートに乗る人は動き出すので、それに付いて行くと・・・

 

 

出た、バンカーボート!

 

フィリピンの海ではお馴染みのボートです。

これに乗ってアイランドホッピングやスキューバダイビングに行ったりするんです。

 

Mayaとボートのトイレ事情

Maya港にはそれっぽい建物は見当たりませんでした。

その辺でするんでしょうね、きっと。

ボートには胸下くらいが隠れる板に囲まれたトイレがあります。

顔は丸見えですし、音も丸聞こえです。

 

 

マラパスクアへ上陸!

ボートでマラパスクアまで小一時間。(というか30から40分とかか!?)

 

マラパスクア島へ向かう途中・・・

 

コンテナ船が目の前を通過!

 


Malapascua(マラパスクア)

 

気分は『海皇紀』ですよッ!

 

この分かる人には分かる海皇紀感。

道中読んでいた漫画がたまたま『海皇紀』だった。

 

 

 

 

船に揺られること小一時間。

 

遠かったなぁ、疲れたなぁ・・・

帰りも同じって嫌だなぁ・・・

 

と絶望していると、島が見えてきた!

 

 

なかなか綺麗な海。

島への上陸は小舟で。

小舟の料金、確か一人20ペソとか、そんな感じ。

上陸すると放置されるので、自力でホテルへ。

 

でも、色んなフィリピン人が話しかけてくるのでホテルの名前を言うと連れて行ってくれる

その代わりに、道中はアイランドホッピングの営業をかけられたりする・・・

 

まとめ(マニラ・セブからマラパスクアへの行き方)

長い道中でしたが、マラパスクアへの行き方をざっくりまとめるとこんな感じ。

 

02:30 マカティの家を出た

03:55 恐らく微妙に遅れてマニラを離陸

05:25 セブに到着 ※トイレで大を済ませた

06:00 ノースバスターミナル到着 ※トイレで小を済ませた

06:30 ノースバスターミナル出発

08:00 休憩所到着 ※トイレで小を済ませた

11:00 Maya港到着

11:20 Maya港出発

12:05 マラパスクア上陸

 

 帰りも同じ道程って考えるとうんざりしますが・・・

マラパスクア島へ行ってきた(1)

フィリピンには10月末から11月頭に日本のお盆のような連休があり、土日と含めて4連休くらいになったりします。

 

連休と言えば、その前後はフィリピン人得意の・・・

 

体調不良が起こります…

 

なので、我々外国人マネージャーにとって、連休という単語はドキドキするのです。

 

体調不良については詳しくは過去記事をご参照ください。

きっと残念な気持ちになります・・・ 

a-ichikawa.hatenablog.com

 

 

さて・・・

 

この連休ですが、せっかくだから、僕もプライベートでどこか行こうと企画したわけです。

今回のシリーズは、そんなお話。

 

 

ところで、2年前になりますが・・・

 

この時期、僕はボラカイに行ってまして、ハロウィンの様子を楽しめました。

ビーチもいつもと違ってハロウィンの装飾になるので面白いですよー。

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右のお姉さんがすごい仮装してますが(汗)、ビーチの夜はこんな感じでハロウィンを楽しむ人で溢れます。

 

うぇ〜い!パリピと言ってもいいでしょう。

 

ちなみに・・・

 

僕の住んでるマカティで、東京の渋谷のように路上でうぇ〜い!ってやってる人はまずいません。

KTVやクラブ、パーティーのイベントなど室内にはいますけどね)

 

 

ちなみに、ボラカイは遠浅の真っ白で巨大な砂浜があって大人気のリゾートです。

マカティからは、飛行機とバス、船、島についたら車でホテルまで・・・と結構乗り継ぐのです・・・

が、実は・・・

空港からホテルまで、「往復送迎チケット」を購入すれば何もせずに行けちゃうので楽ちんです♪

(カティクラン空港までなら送迎サービスがあるホテルもありますし)

 

ステキな場所ですが、中止すべき点は・・・

 

中国人、韓国人の団体観光客が壮絶にうるさい…

 

ということです。

 

ちなみにボラカイの観光客は、

8割くらい中国人、韓国人って感じです。

・・・と感じられるほどに彼らの存在感はでかい(汗)

 

そのうるささを除いたら・・・

 

めちゃくちゃいい場所です♪

※もちろん静かに楽しんでいる中国人、韓国人の方もいらっしゃいます。

 

なお、のんびり静かに過ごしたい欧米人は、やたら騒がしい中国、韓国からの観光客増加とともに減ってきて、ほとんど見かけません。

 

景色も最高なので、ビーチでブライダルの撮影をしてたりしますしね。

 

そう言えば・・・

韓国人男性はポーズを決める彼女の写真を撮りまるカメラマンになってますよね。

あれなんでなんだろう?

 

 

で、今回もボラカイに行きたいな♪

 

・・・って思ってたわけですよ。

 

ちなみにこの旅を企画した時期は半年くらい前です。(チケットが安いから)

でも、ちょうどその頃・・・

 

ボラカイが環境汚染の関係で一時閉鎖されちゃって、いつ解除されるか分からなかったんですよね…

 

そこで・・・

 

第二のボラカイって呼ばれているマラパスクアに行ってみようかなってなったわけです!

 

高城剛さんも紹介してるしね。

 

 

ところがさ・・・

 

遠いのよ・・・

(゚△゚;)

 

 

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どうやって行けば良いのか色々調べてみるも・・・遠い。

 

マニラの空港からセブの空港まで飛行機で行って・・・

それからタクシーでバスターミナルへ行って・・・

そこからバスに乗って5、6時間・・・

からのボートで小一時間って・・・

 

(゚△゚;)

 

チケット買ったときは深く考えるのを止めて、ポチりましたよ。

なんとかなるって思ってさ。

 

でも、よく考えたら・・・

 

帰りもこの道程なんだぜ・・・

 

僕は一人旅じゃなくて、家族連れなんで辛さ100倍ですよ。

日本人よ、これがフィリピンだ。『セキュリティスタッフとID』

フィリピンでは、コンビニやファストフード店、ショッピングモール、オフィスビルなどの

 

入り口にセキュリティスタッフが居て、

簡単な手荷物検査があります。

 

初めてフィリピンを訪れた人は驚くんじゃないでしょうか。

大きなオフィスビルやショッピングモールには麻薬犬が居たりもします

 

中にはショットガン級にでかい銃を携帯しているスタッフも居たりして・・・

 

やっぱり、超危険なんじゃね、ここ(汗)

 

 

初見の人をビビらせます。

 

 

「あんなの弾が入っていない、偽物だよ!」

 

そんな風に言う人もいます。

まぁ、ショットガンなんかぶっ放した日には関係ない人も殺傷しちゃいますよね。

ちなみに、マカティの射撃場では、ショットガンも試せますが、ゾンビ映画のように簡単に扱える代物ではありませんでした。

 

と、安心してたら・・・

  

警備員が誤って!?発砲したら、

跳弾が子供にあたって、

警備員が逃げてるというニュースが・・・

 

あ、弾、入ってたんだ(汗)

 

・・・みたいな 。

 

ニュースに「銃撃」って言葉が日常飛び交う国なので、

 

セキュリティっぽい人が居るというだけで多少の安心感はありますね。(多少…気休め程度には…)

 

 

弊社のフィリピン人スタッフに聞いてみたところ、

彼らはセキュリティ会社から派遣されてくるケースがほとんどのようです。

 

で、このセキュリティですが、実は結構入れ替わります。

 

フィリピンでは半年の試用期間があります。

試用期間中は雇用側が強く、それをすぎると正社員のような扱いになり、被雇用者が強くなる仕組みなので、試用期間中で解雇されることがすごく多いのです。

採用時、職務経歴書を見ると、半年以内で職を転々としている人が珍しくないのですが、それは上記のような背景があるからです。

で、セキュリティスタッフもそんな事情もあってかコロコロ入れ替わります。

 

これはセキュリティスタッフに限らずですが、

 

新入りのスタッフは、

正社員になりたいので、やる気にみなぎっています。

 

やたら強い正義感と融通のきかなさを持っていて、たまに面倒くさいです。

 

オフィスビルのセキュリティスタッフについては、毎日通うオフィスビルですから、顔も覚えられて、IDの提示とかあまりくどくど言われません。

 

が、やる気にみなぎるスタッフになると・・・

 

Sir, ID! Sir!!

と止められ、IDの提示を迫られます。

 

なお、通勤する人にとって、オフィスビルでのIDというのは、カンパニーカードと呼ばれるものが一般的です。

もちろんパスポートでも、VISAなどの身分証明書ができるものでも構いませんが。無くすと面倒なので、それを考えるとカンパニーカードは便利です。パスポートのコピーでも良いのですが、おそらく融通の効かないやる気にみなぎるスタッフがいるとネチネチ言われる気がする・・・

 

ここフィリピンでは、そのカンパニーカードという

 

プリントショップで誰でもあっさり作れちゃうレベルのプラスチック製のカードがオフィシャルも効力を発揮します。

 

ちょちょいとデザインしちゃえば、どこの社員にもなれちゃうんじゃないか!?と。

少なくともセキュリティスタッフにその見分けはつかない。 

 

そのカード、たまに家に忘れてきちゃうときがあるんですよね。

 

で、ID、IDってうるさいくせに、ろくに確認もしていないので、ほんとに見てるのか色々実験してみた

 

先日、IDの代わりにチラ見せしてみたのは・・・

 

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携帯のプリペイドカード(約1,000円ちょい分)!

 

あっさり通れた。

 

また、以前、試したのは・・・

 

www.mintia.jp

 

ミンティア

 

これもあっさり通れた。

 

ところが、昔、

 

名刺を見せたら、

「これじゃない!ダメだ!」って言われた。

 

 

一体、何なんだろう、IDって・・・

 

 

僕が繰り返してきた実験によると・・

 

  • プラスチック製もしくはホルダーに入っている。
  • 顔社員が載っている。
  • 堂々とする。

 

の条件が(セキュリティスタッフにとっては)重要な様子。

 

特に前者を満たすカード状のものであれば、OKなんじゃないのか!?

そう、プリペイドカードでも、ミンティアでも・・・

あと、もちろんビクビク挙動不審だと止められます。

 

 

カンパニーカードと言えば・・・

 

ずいぶん前、イミグレでやる気にみなぎるスタッフに捕まり、

 

お前はブラックリストだ!

入国できない!

日本に今直ぐ帰れ!

 

と凄まれたときも、カンパニーカードの提示を求められました

その当時はまだ作っていなかったので、

 

なんでカンパニーカードを持っていないんだ!?おかしいじゃないか!ほんとに会社が存在してるのか!?

 

と疑いを強める結果になってしまいました(苦笑)

 

何なんだ、誰でも作れちゃうカンパニーカードの威光は・・・(汗)

 

この国でのカンパニーカードの重要性を実感したできごとでした。

という訳で、こちらで仕事する場合は、カンパニーカードを作っておきましょう。

 

あと・・・

 

正義感にみなぎってそうな女性イミグレスタッフがいる受付は避けましょう。

 

ちなみに、僕がイミグレスタッフに止められ、不法就労の疑いをかけられた件は、VISA申請中だったのに、誤って「business」にチェックを入れちゃってて、止められたからです。諸々の証明をエージェントからチャットで送ってもらい、会社も実在して、VISAも申請しているという事実が分かり、疑いも晴れて入国できました。チャットもメールも無い時代だったら終わってた・・・

日曜の空手大会@マニラで生き残った件(2)

先週、空手の試合の傷も癒えぬまま、ベトナムへ行っておりました。

 

下段蹴りをもらいすぎて、膝が曲がらないという空手初心者あるあるでございます・・・

 

前回のブログでは、初戦、延長の末に敗退となり、体調も最悪、疲労もピークに達し、廊下で寝て回復させると言う荒技で何とか持ち直し、3位決定戦に備えるところまで書きました。

 

a-ichikawa.hatenablog.com

 

3位決定戦の頃には残り試合も少なくなり、コートも一面だけになります。

そして、観客(選手)がコートを囲みます。

同門の選手を応援したり、かなりの熱気です。

 

そんな中、僕の試合が始まる訳ですが・・・

 

同じ道場の先輩とはやりづらい…

 

すごいいい人で優しい方だし尚更です。

そして、パワー、テクニック全てにおいて先輩が上な訳ですが・・・

 

唯一、勝機があるとすればスタミナでした。

 

先輩は後半疲れが出るので(まぁ、お互いだけど、そこは気合勝負ってことで)、延長までいけば可能性は高まる、と。

 

ところがですよ、僕は一回戦で黒帯3段の先生と延長までいって、心身ともに消耗していたのです。

そう・・・

 

僕のほうが疲れ果てている…(°_°)

 

一方、先輩、初戦のダメージは無いとのこと(°_°)

 

僕はメガトンパンチをボディにもらっています。

もし、先輩のパンチや膝をボディに受けたら耐えられないかもしれない・・・

 

本当の処刑人は先輩だったのか?!

 

とは言え、どうしても勝ちたい僕が立てた戦略はこう・・・

 

  • 延長戦になったら勝てる可能性がある。(というかそれしか可能性はない)

  • 中距離以上に離れる場合は上段も警戒。
  • 至近距離だと(疲れもあって)上段は蹴れないだろうから、ひたすら攻撃。
  • 攻撃は下段、ボディ、膝。
  • 先輩も膝を使うので、一応、警戒。 
  • 上記を気をつけていれば、技ありや一本は取られない、はず・・・
  • 判定のことを考えてひたすら前に出て攻める。(とにかく気合と根性)

 

そして、疲れ果てた僕(赤)と割と元気な先輩の試合↓ 


先輩との試合

 

予想通りの展開となり、スタミナの切れたおっさん同士がポカポカ殴り合うという泥仕合

僕は初戦で身体に力が入りすぎていたのか、下半身が筋肉痛で重心を落とせず、一撃の竜こと成嶋竜選手の如くひょこひょこ歩き出す僕・・・

 

もちろん一撃の竜どころか、あのときの僕は相手のインローもカットできない・・・

というか、「とにかく攻撃」と頭において動いていたので下半身のガードは甘々に・・・(後日大変なことになるのだけど・・・)

 

初戦は、1、2、引き分け2かな。

 

延長戦突入です!

 

何回でもやったるでー!コイヤー!

・・・という気持ちです。(ホントはヘロヘロなんで嫌です)

 

延長前に主審からプッシュについて注意される僕。

ちなみに、来年から採用予定のルールでは、プッシュ直後の攻撃があれば連続プッシュは2回まで認められるとかなんとか。

僕は新しいルールのが好きかも。

パンチ打ち終わりで相手の胸に拳があって、例えばその後ヒザ蹴りして相手が下がったらプッシュとられるから。

初戦がそんな感じでしたので。

そのときは、「押してねーし、相手が下がってんじゃん!なんか知らないけど嫌がってんだよ!」って心の中でボヤきましたよ。

 

延長線、スタミナがさらに切れ、本当にただのおっさんになった二人が殴り合った結果・・・

 

引き分け1、4!!

 

勝ったー!!!!

 

初戦のArtemio Mancol先生(黒帯3段)に引き続き、大健闘と言っていいでしょう!

 

全試合が終わり、表彰式!?なのか、皆が集まります。

 

勝手がわかっていない僕は体調不良もあって汗で冷たくなった道着を脱いで私服に着替えました。

 

が、どうやら表彰式に参加する方々は道着のままらしい・・・

 

あれ・・・そゆこと!?

 

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山下清スタイルの僕を無視して談笑する各国の先輩方(優勝者、準優勝者)…

 

国境以上に大きな壁を感じます・・・

 

今日一で怖かったのは強敵との試合ではなく、脇から乳首が見えそうなノースリーブとハーフパンツで盧山館長がいらっしゃる表彰台に向かう瞬間でした・・・

 

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賞状とトロフィーゲットぉ♪

 

 

盧山館長のFacebookにも当日の様子が写真でアップされ始めました!

 

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表彰台に並ぶ面々。

よくわかんないけど、戦友的な勝手な親近感を感じますね♪

 

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3位表彰台にいるローリング・ストーンズTの少年は僕の息子です。

初戦、優勝者の男の子にボコボコにやられて泣いて、もうやりたくないとぐずる・・・

なんだかんだで参戦した3位決定戦に対戦相手が現れず、棚ぼたで3位になった(笑)

そして、表彰台では、なぜか一番誇らしげにしている・・・

 

彼もまた4歳という大会規定を下回る年齢でなぜか出場でき、そして6歳の子たちに混じって戦ったという、黒帯3段と戦った僕と同じような境遇でした。

 

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女の子の部の2位はフィリピン支部のリアン先輩ですね。

 

お年頃なので、機嫌が良い日と悪い日のギャップが恐ろしいのです。

 

ダンスを踊っている日と、帰りの挨拶のときに目を見て「押忍!」と言ってくれる日は機嫌が良い日です。 

 

なお、1位の女の子は僕の初戦の相手、Artemio Mancol先生(黒帯3段)の娘さんです。流石です。

 

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女子一般の1位はグレッタ先輩。

組み手をしていると、興奮してきてだんだんと攻撃が強くなってくるという特徴がありますので、組み手をやる際には要注意です(汗)

柔道かなんかの選手なんじゃねーかってくらい大きな選手とぶつかり合い、延長の後、体重判定で勝利しました。

僕の中でのベストバウトな、熱い戦いでした。

なお、髪の色(毛先)が頻繁に変わる先輩で、大会バージョンはピンクでした。

 

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2位に輝いたのはエディ先生。

恋人のグレッタ先輩が目の前で優勝したので、彼も続きたかった!

しかし、相手は、空回り気味のエディ先生とは相性の悪い、ステップを上手く使う出入りの速い日本人選手でした。

焦るエディ先生の顔面殴打などもあり、先生は判定負けでした。残念・・・

 

興奮した僕は「GO!チトー!」ともうひとりのフィリピン人の先生の名前を叫んでしまいました・・・

 

なんか、申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・

 

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もうひとりの先生チト(笑顔)は3位。

 

チト:

次は最もハードな相手、3段だよ・・・(この対戦相手が優勝者)

 

僕:

大丈夫、僕はチトの勝利を信じてる!

俺の相手も3段だったわ!というか、お前初段やろ!俺、赤帯やで!って心の中で言いました…

 

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無事に大会もしゅうりょ・・・

 

・・・

 

あれ・・・

 

・・・

 

無い。

 

 

盧山館長ぉ!

僕たちの表彰台の写真がありません…

シニア・72キロ以下級の写真だけ無い・・・

  

何でしょうか、やはり、山下清スタイルがダメだったのでしょうか・・・

 

記念すべき第10回大会。

 

唯一の汚点・・・

僕(山下清スタイル)。

 

↓公式から抹消された僕の表彰台写真。

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貴重です。

JIN KYUNG LEE先生(黒帯5段)、ARTEMIO MANCOL先生(黒帯3段)、ごめんなさい・・・

 

日曜の空手大会@マニラで生き残った件(1)

先週末の日曜日、空手の大会に出場したわけですが・・・

 

相手が黒帯とわかり、

しかも実績もあるめちゃくちゃ強い選手とわかり…

 

ブログで遺書を書いた僕。

 

a-ichikawa.hatenablog.com

 

 

ただでは死なんぞ!とあがいていたら・・・

 

拳と膝を痛めた(゚∀゚ ;)タラー

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ぽっこりと膨れ上がる膝・・・痛い・・・

 

あがいた結果、

死に一歩近づいてしまいました…

 

さらに、大会前日の計量の際にわかったのですが・・・

 

相手は黒帯3段でした…

 

死ぬ…

 

 

さらに・・・

 

僕より若い(汗)

 

これは死ぬ (,,゚д゚)

 

どうやら僕がお世話になっているマカティ支部の責任者の先生(日本人で年に何度かフィリピンにもいらっしゃる)が可愛がっていた方なのだとか。

 

 

ところが、僕、このタイミングで、ビジネススクールの卒論のお手伝いをさせてもらっている関係もあり・・・

 

試合当日は朝までメールのやり取り…

 

そう・・・

 

寝てない!

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当日は眠すぎて、頭痛くてバファリンを摂取・・・

 

さらに風邪ひいた・・・

 

勝手に満身創痍の状態になり、大会当日を迎えた僕。

身体はだるく、超眠い・・・

 

言い訳準備万端! 

 

 

今回の極真館のトーナメントは、フィリピン、日本からだけでなく、韓国、香港、マレーシアなどから100人を軽く超える人が参加することになっていました。(東南アジア中心なのかな)

 

毎年開催しており、今回が記念すべき第10回目ということで・・・

 

なんと極真館の盧山館長もフィリピンにいらっしゃることになっていました!

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つまり・・・

マカティ支部の責任者でもある先生にとっても、いつも以上に肝いりの大会ということです。 

ちなみに盧山館長は世界中の支部から指導に来て欲しいとお声がかかるため、超多忙で世界中を飛び回っておられます。

 

集合時刻の9時には会場に人がいっぱい。

廊下ではミット打ちをしてやる気満々の選手たちがいて、すでに熱気に満ちていました。

 

ちなみに会場はこんな感じ。

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これは前日の様子ですが、当日は人でいっぱい!

 

勝手がよくわからないなりに、 マットの上でストレッチしたり体を動かしたり・・・

 

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銀髪なのが僕です・・・

※友人撮影

 

おっさんなので、軽く身体を動かした時点ですでに汗だくになり、めちゃくちゃ疲れる・・・

 

 

しかし、一向に試合は始まらない。

 

審判団の練習などがあって・・・

 

2時間近くの時間が経過(汗)・・・

 

死ぬかも知れないという恐怖に忘れていましたが・・・

 

ここはフィリピン、

 

時間どおりに始まるなんてありえない。

 

 

身体を動かし、アップしていた頃から2時間が過ぎ・・・

 

身体が完全に冷え、固くなった頃に、

ようやく試合が始まります・・・

 

 

僕の対戦相手はArtemio Mancol先生。

 

もう一度言います。

 

黒帯3段…

 

冷え切った身体、寝不足で上がらないテンションの中・・・

 

僕の処刑人Artemio Macol先生登場です!

 

スッと立っている姿もどっしりと重心が低く、まさに空手家の佇まい。

 

雰囲気バツグンです。

かっこいいです。

 

身長153cmと小柄ながら、

 

体重はなんと70kg!

僕は175cm、67kgでした。

 

まさに筋肉だるまです。 

 

脂肪をまとっていますが、その下に詰め込まれた巨大な筋肉を感じる体型です。

 

僕の作戦は、

  • 距離を取るときはリーチを生かして離れる
  • 相手が得意な接近戦になったら膝

というシンプルなもの。

百戦錬磨も相手と違い、素人の僕ですから、複雑なことはできない。

 

あと・・・

 

絶対に諦めない!折れない!そして、勝つ!

 

という気持ちで望みました。

 

で、これ↓・・・(汗)


Artemio Mancol先生との試合

 

下段を警戒していましたが、実はそれはリーチ差もあって驚異ではなく、凄まじかったのは突き(パンチ)でした。

今までもらった突きの中でもトップクラスに強烈で、それがあの小さなからだのどこから出てくる力なのか!?と驚きました。

 

思ったよりも(警戒していたよりも)相手の手数は少なく、試合は終了。

 

僕が、Artemio先生がで・・・

 

初戦は1、2、引き分け2という状態。

 

え、1!?

僕が勝っている・・・何かの間違いでしょう(汗)

ってか、なんかしたっけ、僕!?

賄賂だってあげてないよ。

 

延長に突入です。

望むところじゃー!!

 

ただ・・・

 

強い人との組み手は精神的にもきついので体力を持っていかれます。

フラフラですが、周囲の声はしっかりと聞こえていたので、冷静にやれました。

相手もなんだかあんまり攻めてこないし、疲れたのかな!?

 

結果・・・

 

延長は、4、引き分け1でした。

 

・・・

 

・・・

 

これって、いわゆる、大健闘!?

 

いや、でも、悔しいよ。

相手が強いとか関係無くね。

勝ちたかったなぁ。 

 

試合後、マカティ支部の先生や仲間からは・・・

 

いい試合だったよ!

プッシュで注意(警告!?)されてなかったら取れてたよ!

 

など励ましてもらいました。

一方僕は・・・

 

大して強くはなかったわ

 

と負けたくせに変なことを言いました。

 

試合直後で興奮していたんでしょうね、きっと。

 

でも、実際、思っていたよりは・・・って感じでした。

というか、先輩方のアドバイスを元に立てた作戦のおかげというか。

膝を練習してきたのも良かったです。(まぁ、痛めたけど・・・)

体格差という相性もあると思いますしね。

一方、僕からすると、相手の背が低いので、胸やボディへのパンチはすごく打ちづらく、パンチという選択肢は選びづらかったです。

 

 

実は、一発だけボディにもらってしまい、試合中はポーカーフェイスでやり過ごしましたが、膝蹴り並の威力でした。

スーパー強烈で腹部が爆発しました。

 

試合後、太ももがパンパンになって、腹はめちゃくちゃ苦しいし、とにかく眠いしで大変でした。

太ももは、下段でやられたわけではなく、緊張とかで力が入っていたのでしょう。 

 

なので・・・

 

廊下でちょっと寝た。

腹が苦しいのと眠いのとで動けず、3位決定戦を棄権するか!?と頭をよぎったり・・・

 

15分位寝たら・・・回復♪

お腹が減ったので大福をもぐもぐ。

3位決定戦があるからね♪

 

ほどなくして、マカティ支部の責任者でもある日本人の先生がお声をかけてくださいました。

 

先生:

よくやってたよ。 

相手はチャンピオンだからな。

過去に優勝経験もある凄い選手とのこと。

 

僕:

押忍!

いやぁ、とにかく突きがすごい強かったです。

チャンピオン!?

そんな相手とやらせるなっ。

死ぬわッ!

 

 

 

この後、3位決定戦が控えています。

 

相手は日本でもフルコンやってた先輩。

 

もちろん強いんだけど、優しく穏やかな先輩なのでなんだかやり辛い。

 

奥様まで紹介されちゃって、

娘さんまで応援に来てたりして、

なんだかやり辛い・・・

遺書 日曜の空手大会@マニラで死ぬかも知れない件

最初に申し上げておきますと、フィリピンのことが真面目に知りたい方にとって今日ほど価値のない内容はありません。

 

今回はいつにも増して…

 

個人的な愚痴で構成されております。

 

 

僕はフィリピンでちょこちょこ格闘技をやっています。

1年ほど前にブログでも紹介しました。

 

a-ichikawa.hatenablog.com

 

ちなみにここに出てくる柔術コーチのIvan(俳優)は、この当時よりもさらに売れっ子になり、エンペラドールのCMにまで登場!

エンペラドールとは、クソ安くてフィリピン人にも大人気のブランデー。ちなみにこれを売りまくって売上本数世界一の企業になっているらしい。


Emperador- Ating Tagumpay

動画の向かって右側の爽やかな笑顔の男性が、Ivan。

 

CMの内容は・・・

 

エンペラドールを片手もった笑顔の男性が登場。

 

男性とその仲間(Ivan、最高の笑顔♪)は街やオフィスを練り歩く。

エンペラドール(酒)を片手に…

 

すると・・・

 

街やオフィスで働いている人たちが仕事をやめて…

 

仲間に加わり・・・

 

皆でかんぱーい!

 

という内容・・・ 

 

眼の前の楽しそうなことに我慢ができないフィリピン人を、これ以上無いくらいよく表した内容となっております。

 

 

ちなみに、今日、Ivanの誕生日だそうだ。

HAPPY BIRTHDAY! Ivan!!

 

 

さて・・・

 

そんなことはどうでも良いんです・・・

 

Ivanの笑顔とか今はどうでもいい!!

 

 

僕に差し迫った危機についてです。

 

「遺書」というタイトルを付けなくてはならない自体に陥っているということです。

 

それは、1年ほど前に始めた極真館に由来します。

40歳、フィリピンで始めた空手です。

36歳かそれくらいで大道塾(空道)という極真を源流とする着衣総合格闘技を始めたのですが、1年半くらいでフィリピンに行くことになり、ひとまず中断。

身体を動かすためにムエタイジムに通ってサンドバッグをペチペチそんな状態がしばらく続いてからの、空手スタートでした。

 

コツコツ真面目に取り組んだ空手、白帯からオレンジ帯、そして現在赤帯まできました!

 

黒帯までの道のりは・・・

無級 白

10級 オレンジ

9級 赤 ←今ここ♪

8級 水色

7級 青

6級 黄色

5級 紫

4級 黄緑

3級 緑

2級 茶

1級 茶

初段 黒 ←憧れの黒帯♪

・・・という道のり。

 

ちなみに赤帯というのは、クソ初心者の部類です。

あぁ、まぁ、弱いのも仕方ないよね、そんな感じ。

 

 

その極真館フィリピンでは、毎年大会を開催するのですが・・・

 

僕も大会(トーナメント)に参加することになってしまったのです!

 

先生に言われたら、なんだか「押忍」しか言えないのが空手・・・

 

これもまた、空手の良さ。(そう思おう)

 

いわゆる空手あるある!

 

パワハラだ!」とか言い出したら、空手の歴史や文化が崩壊するでしょう。

 

経営者の大先輩もよく言います。

「はい」か「YES」で答えろと・・・

世の中、都合の良い選択肢ばかりではありません。

 

僕は、41歳になってしまったので、シニア・ビギナーにエントリーすることにしました。

帯色で一般かビギナーかに分かれるようで、僕はビギナーでした。ホッ・・・

 

 

昨日、空手道場の後輩のフィリピン人からメッセージが来ました。

 

後輩:

大会の出場者リスト見ました?

あなたの相手、めちゃくちゃ強いですよ!

気をつけてください。

動画送ります!

 


Sensei Artemio Mancol 3rd Fight

 

僕:

黒帯やん、Senseiなってるやん・・・

前述の「黒帯までの道のり」を御覧頂いて分かるように、赤と黒には絶対的な差があるのです…

実際、この実力差は危険です。

 

後輩:

はい、でも、最近の大会では帯下の人にも負けてますから・・・大丈夫ですよ!

彼も歳なんです、きっと。

 

僕:

わいも41歳やで・・・

 

後輩:

あ・・・

 

 

後輩が唯一可能性を信じていたであろう、

年齢的なアドバンテージも全く無くなりました。

 

 

その後、彼から「すいません、さっきの情報勘違いでした」というフィリピン人にありがちな早とちりを期待するも、彼から送られてくるテキストといえば・・・

 

後輩:

好きなフィリピン料理はなんですか?

 

とかどうでもいいことばかりだ!

頼りにならない奴めッ!

ちなみにkinilawって答えた。

 

だって、この対戦相手・・・

 

氷柱まで蹴り壊してるんだぜ・・・


Sensei Artemio Mancol-Kyokushin Tameshiwari

 

ガードした腕が折れるわ。

死ぬわ。

 

 

そこで僕は・・・

 

SNSでこの状況を公開し、知人友人、先輩方から広く助言を頂く作戦に出た。

 

もちろん、大会関係者へ「死人が出る可能性ありますよ!」と告知するためでもある。

 

見直してくれ!僕の相手を!

そもそも、僕、シニア・ビギナーにエントリーしたんだよ!

Senseiなんちゃらはビギナーちゃうやろ!

と言いたい…

 

そして、返ってきたコメントをまとめると下記のような分類となった。

 

お気の毒に系

ハッハッハッうける系

毒を盛れ系

 

・・・

 

・・・

 

そう、全く役に立たない!

 

 

なお、武道の有段者、格闘技経験が豊富な方々は、対戦相手の戦力を正確に分析してか・・・

 

死ぬことはないよ。(人間はなかなか死なない)

 

上段もらったら総入れ歯になる可能性有り。

 

えーっと、頑張って・・・

 

怪我しないでね。

 

・・・

 

・・・

 

おい!、違う!

諸先輩方に期待しているのは、生き残るすべ!勝ち目!

 

勝ち目ゼロ、それどころか怪我する可能性大ってことやん。

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

中には、真面目にアドバイスくださる先輩方もいらっしゃいます!

 

近づきすぎると左右の連打と下段が来る。

下がると上段が来るから、

下がるときは思いっきり下がる。

だから自分の距離で戦って。

 

押忍!

!?

近づいても駄目、離れても駄目・・・

自分の距離って一体(汗)

どうやら打ち合いに持ち込まれないようにということだそうです。

それほど相手の連打は強烈だということです。

 

 

金的を蹴る

 

一度だけなら金的を蹴っても許されるので、偶然あたってしまった体で戦意をくじく作戦とのこと。

生きるか死ぬかの瀬戸際となれば、しょうがないですね・・・

大道塾(中部本部)の日曜稽古を思い出して、いざとなったら・・・

でも、逆上して、殺される可能性がある。

 

 

捌いて、ちょこちょこ攻撃。

ダメージは必要ない、

審判への印象で判定勝ちを狙う。

 

僕は喧嘩十段 芦原英幸ではない・・・

サバキなんてできない、単なる空手赤帯・・・

 

 

防御に徹して耐える

 

無事に帰ってくることだけを考えた作戦。

攻撃は見せかけだけで、とにかく防御。

耐えられる筋肉の鎧がない・・・

僕が東塾長の現役の頃のような肉体だったらば相手の攻撃に屈すること無く、強烈な下段を見舞っていくでしょう。

 

 

・・・もう、本当に死んじゃうんじゃないか、僕。

 

 

 

さて、無責任な知人友人たちからのコメントもご紹介しましょう。

 

どれだけボコられるのか見たくなってきたw

 

Seiseiがナンボのもんだよって言ってましたもんねw

 

人の不幸を楽しめる人たちがこの世の中にはたくさんいるのです・・・

彼らにはきっと天罰がくだります。

 

 

「最後の空手家」と呼ばれている有名な格闘家からもアドバイスを頂いたので、ここでご紹介します。

 

正々堂々と不眠不休で相手選手の自宅にイタズラ電話!

そのあと職場に嫌がらせてポストウォーターを一年分着払いにして

試合当日は大会運営にテロ予告ぐらいするの気概をみせろ!

 

チャンピオンになるクラスの選手はここまでやるってことですね。

前回の試合では、イタズラ電話をするのを忘れてて負けたようです・・・

 

彼の次の試合が決まったら、

「ちゃんとイタズラ電話かけてますか?」

ってリマインダーになろうと思います。

今日は僕の誕生日

今日は僕の誕生日でした。

 

ところで・・・

「ところで」について、テキストのやり取りでBTW(by the way)ってやると、英語ができる錯覚に陥るのでオススメ。

 

フィリピンでは誕生日の人がごちそうするという慣習があります。

 

 

もし、あなたが、フィリピンに居るときに誕生日を迎えたとしましょう。

 

フィリピンに居る日本人(知人、友人)から嬉しそうに「ごちそうさま!」と突然言われて、

 

「何言ってんだ、このおっさん!?フィリピンの女の子にハマりすぎて頭がおかしくなったのか!?」

 

・・・って思うかも知れませんが、

 

フィリピンの慣習に習って冗談を言っただけなんです。

 

「あはは、なんですか、それ?」って言ってあげると、

その色ボケしたおっさんは嬉しそうに教えてくれます。

 

こういう優しさが人類には必要です。

色ボケしたおっさんももちろんたくさん居ますが、それはそれで平和なのです。

 

 

さて、誕生日についてですが、フィリピン人スタッフが誕生日のときは、僕にもご馳走してくれます

ジョリジープ(屋台)で買ったご飯を奢ってくれることもありましたが、最近では昼休憩(15時頃)に何かを一緒に食べるという流れになってきました。

 

何をご馳走するのかは人それぞれですが、弊社スタッフの傾向を見ていると・・・

 

ピザが圧倒的に多い印象。

 

 

ここで、ちょっと考えてみてください・・・

 

昼休憩が13時まで…

 

そして・・・

 

15時頃にピザ(汗)

 

これが・・・

 

炭水化物大国フィリピンです。

 

ところがさらに驚愕の事実がありまして・・・

 

10時にも休憩があって、

そこでもご飯を食べたりしてる…

 

トップアスリート並のカロリー摂取量。

フィリピン人に肥満、高血圧が多い理由はめちゃくちゃ単純な話ですね。

 

そう・・・

 

単なる食べ過ぎ。

 

 

 

本日、僕もピザを用意しましたが、さらに彼らは・・・

 

自分たちでデカイアイスクリームを買ってきて

「Happy Birthday, Sir!」と言いながら食べてた。

 

 

 

ちなみに・・・

 

「誕生日と言ったら、ケーキやろ!」と日本の感覚で考え、フィリピンで買えるケーキ(クソ甘い)をプレゼントしたりすると、あんまり喜んでくれません。

 

彼らの心をわしづかみにしたい場合、

 

とにかくピザ。