日本人よ、これがフィリピンだ。『マニラの雨季』
この記事は1年ほど前に投稿したfacebookを元にしています。
マニラに住み始めて初の雨季でございます。
朝夕と深夜に1時間程度のスコールみたいだった雨も、
最近では普通に朝から張り切って降ってますよ。
オフィスのエアコンも張り切ってたりすると、
これがまた恐ろしく寒い訳で、
暑いはずのマニラで暖炉が欲しくなるのです・・・
写真はmanila floodとかで検索して出てきた記事です。
Picture: REUTERS/Romeo Ranoco
Philippines flooding: torrential monsoon rains bring Manila to a standstill
もう撮影のためにわざとやってるでしょ?
って突っ込みたくなりますね。
実際スーツってわざとらしすぎやろ・・・
まぁ、それはともかく場所によってはこんな感じで大変危険な状況になるみたいですね。
当然、G先生や鼠先輩も流れてくる訳ですから、衛生的にも恐ろしいです。
幸い、弊社オフィスや住んでいるコンド周辺はここまで冠水はしないようですけどね。
糞暑い5月が好きだったなぁ・・・
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解説
コンドミニアムやオフィスを借りる際には雨季の浸水状況をチェックしてからが良いですね。
場所によってはジャバジャバになり、オフィスにたどり着くまでに心がへし折られる可能性が大ですから。
ちなみに、現在は5月、マニラの真夏で、僕の大好きな季節です。
雨はふらず、ジリジリと照りつける太陽が最高に気持ちいいのです!
ちなみに僕は年がら年中、山下清画伯のような格好でマカティ(マニラのビジネスエリア)を闊歩しています。
オフィスやレストランのドレスコードに引っかかり、入口で止められるのでおすすめできませんが・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『諦める心を手に入れた』
色々調べてたら
お金を下ろすときにも小切手で現金化した方が
・・・的なことが出てきたので、
アドミンに聞いてみたよ。
「要りませんよ、きっと。」
で、
銀行へ行ったら、
「小切手は?」って言われちゃったよ。
フィリピン人のアドバイスを安易に聞き入れるんじゃなかったよ・・・
アドミンは「銀行によって違うみたいですよ、私のときは・・・」って言ってたけど。
僕は、ウンウン・・・って頷いておいたよ。
「許す心」と「諦める心」の境界が曖昧になってきてるなって感じるよ。
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解説
やっぱりフィリピン人に銀行のことを聞いてはいけないって思ったよ・・・
↓ここからも明らかなようにね・・・(汗)
実際、銀行によって扱いはことなるかもしれない。
僕のように外国人とフィリピン人とでも扱いは違うかもしれない。
だた、銀行に限らず思うのが・・・
窓口担当者によって違うことが多すぎる。
あれ、言ってたこと前の人と違うくない!?
なんてしょっちゅうだからな。
自分も頼りにならない異国の地で、誰を信じたらいいのか全く分からないよ・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『フィリピン人は銀行口座を持っていない!?』
フィリピン人スタッフに銀行のことを聞いても無駄だ。
なぜなら、
口座を持っていない
のでそもそもよく分かってない。
気休めに聞いても何も解決できないし、
聞いたこちらが混乱してきて、
ドンドン不安になってくるのだ。
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解説
フィリピン人の銀行口座保有率は日本人がびっくりするほど低い。
少し古いデータですが、31%だとか。
個人的な感覚ではもっと少ない気がしないでもないけど・・・
なお、弊社のフィリピン人は誰も持っていない・・・
フィリピン人が口座を持っていない(持てない)理由は、
口座を維持するデポジット(最低預金額)をキープできないからだ。
日本人からすると「なにそのデポジット?」って感じだけど、口座維持にも金がかかるからいくらか入れておけ、って感じなんだと思う。
デポジット金額は銀行によっても違うし、Passbook(通帳)を作るか作らないかでも若干違うけど・・・
日本円で数千円程度。
これが維持できない!
なお、最低預金額を下回ると、各金融機関の規定に従って、デポジットからペナルティとしていくらか引かれていきます。
で、最後には使えなくなります・・・
もちろん、最低預金額まで預金額を戻せば問題ありません。
じゃあ、給料はどうするの?
僕もそう思いました・・・
どうやって支払うんだよ!?
って。
で、僕が思うに・・・
- 現金
- 小切手
- ペイカード
というのが一般的なのかなぁ、と。
現金
いわゆる現金支給です。
銀行からお金を引き出して、給与明細と共に手渡しします。
なお、「ありがとうございます!」と大喜びするのかと思うのは、愚かな経営者か経営者になりたてのめでたい人の思考です。
フィリピン人でも日本人でもそんなことでは喜びません。
「もっと金くれ」と常に思われているのです。
手渡しすると、そそくさと明細と給与をチェックして、タガログ語でブツブツ言います…
フィリピンにも所得税や保険にあたるものがあり、結構、差っ引かれます。
それに対する文句をブツブツ言っているのだと思う。
そんなとき、僕は・・・
「是非、あなたのその声を政府に伝えてください」と静かにその光景を眺めます。
小切手
スタッフに小切手を渡して、「自分で換金してこい」というタイプです。
フィリピンの取引はまだまだ小切手が一般的で、法人間の取引でも欠かせません。
また、個人でも家賃の支払いなどは、先日付小切手を利用して、1年分の小切手を渡しちゃいます。
小切手の換金には身分証が必要で、(銀行によって違うと思いますが)日本人の僕は2つの身分証の提示が求められます。
僕はパスポートとフィリピンで発行された外国人雇用許可証(AEP:Alien Employment Permit)などを持っていきます。
以前、小切手での支給を提案したら、
イマイチ反応がよくなかったです・・・
そもそも彼らは一人暮らししている訳でもなく、銀行に行く機会も(日本人に比べ)極端に少ないんだと思います。
なので、
ぶっちゃけよく分かってないんじゃないかな
と。
ペイカード
日本人からすると「なにそれ?」って感じですが・・・
ATMで現金をおろすという機能だけを持ったカードです。
予め給与を入れておけば(チャージする感じ!?)、スタッフはATMで自分が必要なときに現金を手にすることができます。
日本だと銀行のカードとATMは一緒で、振込・支払いとか色々できますが、ペイカードはお金を出すだけというシンプル機能です。
なお、このペイカードを作るにも法人にはデポジット(最低預金額)を求められます・・・
もちろん毎月いくらか支払うという手もありますが、それが嫌ならデポジットを維持しろということです。
ちなみにこのマカティには「コンビニか!」って突っ込みたくなるほどのATMがあり、銀行の数もめちゃくちゃあります。
マカティに来た日本人は「ATMがやたら多い」「スタバがやたら多い」「赤い蜂人間の店がやたら多い」という感想を持つと思います。
日本人よ、これがフィリピンだ。『目の前にある楽しいことに我慢ができない』
弊社は日本法人とSkypeで打ち合わせをしているんだけど・・・
楽しそうに会話してたり、
自分が興味ある内容を話していると
関係ないスタッフが勝手に入ってくるよ。
うんうん、いいことだね、
コミュニケーションが充実しててね。
・・・いや、
聞き耳立てずに仕事に集中してくれよ。
「これでしょ?」とか
Googleで検索してまで
会話に入ってこなくていいんだよ。
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解説
フィリピン人には・・・
目の前にある楽しそうなことを選択しないという選択肢は無い。
簡単に言うと、
我慢できないの・・・
これはフィリピンで住みはじめ、働きはじめて直ぐに感じたこと。
なので、お店に行ってもお客様より目の前にある楽しいことが優先だよ。
例えば、レストランに行って、オーダーした後、厨房に伝えに行くまでの道程に楽しいことがあったら災難ですよ・・・
オーダーのいくつかは確実に忘れられますからね(汗)
My order has not come yet.
というフレーズを何度使ったことか。
使い古しすぎて、
Can you follow up my order?
というフレーズも少し前に覚えちゃったよ。
ちなみに、レストランといえばShakey's Pizzaが人気です。
まぁ、別に一番人気とかではありませんが、日本でそれほど見かけないのにフィリピン(マカティ)だとたくさんあるので、日本人にはちょっと不思議に感じますね。
あと、フィリピンのトマト(ミート)スパゲティは甘いので・・・
「思ってたのと違う!」と叫ぶ日本人は多い。
日本人よ、これがフィリピンだ。『フィリピン人が太る理由』
メリエンダの時間、
フィリピン人の食いしん坊たちは
「Sir、これ食べたことあります?どうぞ」
と色々くれる。
お腹が一杯でも無理してもらうようにしてるけど、
ヘビーな揚げ物のお菓子とかもあるので実は結構辛いよ(T_T;)
何がフィリピン人を太らせ、
健康を害しているのかを身をもって学習しているよ。
フィリピンで太らないためには・・・
・彼らの申し出を断る
・激しく運動して消費する
・定期的にお腹をくだすしかない。
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解説
このコメントをFacebookに投稿したのが1年程前です。
今では僕の気持ちを察してか、
おやつをくれません…
それどころか、ダイエットに取り組むヤツまで出てきてる状態!
なお、
フィリピン人は一見細く見えても
お腹周りに脂肪が…
という人が多いです。
一番の理由は食生活でしょうね。
フライドチキン、ご飯、ピザ、パスタが大好きで、アイスティーが甘い国ですからね。
「食べても太らない」と豪語している人にガッツリ食べてもらって、本当に太らないか検証したいね・・・。
なお、野菜は外食メインの生活でフィリピン料理中心ですとなかなか摂れません。
生野菜なんて好きでもない僕が食べちゃうくらいのレア度ですよ。
って、多少大げさですが、食事の殆どは茶色ということでお察しください。
僕はSALADSTOP!という生野菜を使ったサラダやラップを出すチェーンレストランでたまに食事をします。
なんだか意識高い感じになれて良いですよ。
日本人よ、これがフィリピンだ。『ハッピーバースデー♪』
今日誕生日のスタッフがいて、
皆でランチを食べようという彼からの企画っぽいのが始まったよ。
(フィリピンでは祝われる人がお金を出す)
ジョリジープで買ってきたみたいだよ。
でも彼はシャイなので最初は何をしようとしているかよくわからなかったよw
ハッピーバースデー♪
なお、
彼は弊社で唯一メモをとるという非常に高度なことを実践できる優秀な奴だ。
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解説
ジョリジープというのは屋台みたいなもので、ビジネスエリアの路地裏なんかにあって、フィリピン人たちの胃袋を満たしています。
なお、ここに並んでご飯を食べている日本人は見たことありませんが、僕は好きです。
写真のご飯はフィリピン人大好きフライドチキンと白ご飯、塩辛いゆで卵のセット。僕のお気に入りのメニューでもあります。
このコメントをFacebookに投稿したのが1年弱前。
あっという間に月日が過ぎますね。
この彼・・・
まだ辞めてません!
フィリピンにはジョブホッパーも多いと言われていますが、弊社のスタッフはなんとか1年辞めずにいてくれてますよ。
なお、ジョブホッパーが多いとは言え、実際には就職すら出来ない人は少なくない。
新卒で無職なんていっぱいいますよ。
中にはこのままでは今後も就職できないんじゃないかなぁ・・・って思える子もたくさんいます。
なお、その中にはお家が金持ちで別にガツガツ働く必要はない、という子もいるのよ・・・ハァ・・・
日本人よ、これがフィリピンだ。『相変わらず理解不能』
今日もフィリピン人たちは静かだ・・・
どうした!?
BGMすらなくなったよ・・・
どうしたDJ(アドミン)!?
・・・と思った瞬間、
PCから音楽がなり始めたよ・・・
遠い目で窓の外を眺めることで有名な
弊社のフィリピン人デザイナーは風邪をひいたらしい。
熱があるとか・・・
その割に、
半袖で涼しいオフィスに
居られるのはなぜか?
その割に、
「これどうぞ」と甘いお菓子を
勧めてくるのはなぜか?
(チーズ味のこってりしたやつだったぞ、食欲あるのか!?)
その割に、
DJがかけた音楽に合わせて
気持ちよさそうに歌えるのはなぜか?
僕ら日本人が思う風邪と熱と彼らのそれらとは定義が違うのかもしれない・・・
Facebookにたまに投稿して共感と同情を生んでいるコメントについてブログ版では詳細を解説したいと思います。
解説
このコメントをFacebookに投稿したのが半年ほど前。
今ではこのデザイナーにも後輩ができた!
(そんな彼、今は休憩中で人がラーメンを食べてる動画を観ている。腹が減っているのだろうか!?いや、謎だ。フィリピン人の考えは僕にはわからない。)
もう一人大きなデザイナー(女性)が入社してきたのだ。
チャットに夢中の大型デザイナーで、「日報を書く時間が無い…」といつも帰り際にバタバタしている。
賢明な読者の皆様であれば、お気づきでしょう・・・
そう・・・
チャットをする時間は十分にあることを!
僕には分からない、なぜ、そうなるのか・・・